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【南アフリカ】【白ワイン】リチャード・カーショウ・ワインズエルギン・シャルドネ クローナル・セレクション 2015[辛口]

■タイプ 白 辛口 (White Wine) ■産地 南アフリカ  ケープ・サウス・コースト W.O.エルギン (South Africa) ■ぶどう品種 シャルドネ (Chardonnay)クローン比率 CY95-50% CY548-20% CY96-15% CY-76-15% ■生産者 リチャード・カーショウ・ワインズ ■熟成・醸造 90%オーク樽、10%ステンレス・タンク(MLF 無)醗酵 ブルゴーニュ樽 10ヶ月(新樽比率35%、228L) 熟成 ■アルコール度数 13.5% 2015年ヴィンテージコメント (2017年3月15日試飲) 熟したリンゴ、黄桃、僅かにネクタリンなどを思わせる果実香、蜂蜜香、カラメル香、ナッティーな風味、ブリオッシュ、木質香、オイリーな風味、やや強めに感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。

よく熟した果実の旨味が口の中にたっぷり広がるので、強めに樽熟成から由来する風味を意識しますが、見事に融合し、樽の風味は程よく感じます。

比較的豊かな酸と強いミネラルに富み、旨み豊かに広がりますが、メリハリがあり、しっかりした骨格を備え、しかも繊細で洗練されたイメージさえ感じます。

余韻は長く、いつまでも旨みの要素が残ると共に、ミネラルと樽熟成から由来する苦味の要素がやや強めに現れます。

豊潤で豊かで複雑な香りに包まれ、そのイメージはフィニッシュまで続きます。

強めな樽熟成から由来する風味はたっぷりな果実味と見事に融合し、強いミネラルを意識し、しっかりした骨格を備え、繊細で洗練されたイメージさえ感じます。

恐らく今後1〜2年で、落ち着きをみせ、より豊潤に開き、至高のワインとなるに違いない逸品です。

麦ちゃん評価 4.45+点  ※麦ちゃん評価とは? 2014年ヴィンテージコメント (2016年9月7日試飲) よく熟したリンゴ、黄桃、ネクタリンなどを思わせる果実香、ナッティーな風味、ヴァニラ香、カラメル香、木質香、発酵食品香、石灰質を感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。

口の中に、樽熟成から由来する複雑味を適度に伴った、よく熟した果実の旨味がたっぷり広がります。

比較的豊かで、やや塩味を帯びたイメージの酸と適度なミネラルを備え、旨味豊かですが、しっかりした骨格があり、引き締まった印象を受け、洗練されたイメージを感じます。

余韻は長く、果実の旨味と共に、アミノ酸を思わせる旨味が徐々に現れ、心地よい樽の風味が後味に残ります。

やや強めに感じる樽の風味は意外にスムーズに果実味に溶け込み、旨味の要素はたっぷり広がりますが、しっかりした骨格があり、引き締まった印象さえ感じる、余韻の長い洗練されたイメージのシャルドネです。

今後のさらなる熟成も充分期待出来ます。

麦ちゃん評価 4.35+点  ※麦ちゃん評価とは?エルギン・シャルドネクローナル・セレクション リチャード・カーショウ・ワインズ マスター・オブ・ワインが手がける南ア最高峰のシャルドネ。

強めな樽熟成から由来する風味はたっぷりな果実味と見事に融合し強いミネラルを意識し、しっかりした骨格を備え繊細で洗練されたイメージさえ感じます 。

恐らく今後1〜2年で、落ち着きをみせより豊潤に開き、至高のワインとなるに違いない逸品です。

麦ちゃん評価:4.45+点 (限りなく至高のワインに近い逸品!) リチャード・カーショウ・ワインズ Richard Kershaw Wines 一人のマスター・オブ・ワインがシャルドネの歴史を作る! リチャード・カーショウ氏はイギリス生まれイギリス育ち。

ワインの道に進むまではシェフとして成功したキャリアを築いていました。

長い旅の果て1999年に南アフリカに到達し、ワイ ンの専門家である称号『マスター・オブ・ワイン』を取得。

資格取得者は現在(2016年2月時点)世界24カ国に340人ほどという狭き門であり、その中でも自身でワイン造りを行っている のは10人のうちたった1人と言われる希少な人物です。

ワイナリーは2012年1月設立されました。

彼は、優れたブドウから高品質なワインを造ることが出来るエルギンを選びました。

南アフリカで最も冷涼なエルギン・ヴァレーは標高が高く、 そして海に近いため特別な雲が発生し、それにより寒暖差が生まれ、ドイツ系品種、シャルドネ、シラー、そして最近ではピノ・ノワールの栽培を可能にしています。

選び抜か れたクローンを細かく土壌に合わせ区画分けした畑で栽培し、早朝に手摘みにて収穫。

醸造面では出来るだけ、人的介入を極力無くしています。

秋の早朝に手収穫されたブドウは、底の 浅いトレイに入れられすぐプレス機に移され全房のまま優しくプレスされます。

得られる果汁は1トン当たり600リットルの果汁と少量。

果汁は重力に沿って安定期間を置かずにすぐ木樽 に移されます。

清澄されていない果汁は、やがて野生酵母だけで発酵がはじまります。

辛口ワインになるまで進んだ後、マロラクティック発酵の前で止められます。

その後厳選したブル ゴーニュ樽で5か月間(ヴィンテージの状況により、さらに4〜6か月間澱引きまで熟成を経る場合もあります)の熟成を経ます。

その後ブレンドしボトリングされ、それぞれのボトルには 個別の番号が付けられます。

樽の選定の大半はブルゴーニュの選ばれた職人の樽を選び、フランス産のオークのみ使用しています。

40%以上は新樽で、その他は2〜3年落ちの228L樽が使われます。

このようにしてこの土地のテロワールを最大限に引き出されたワインが生まれることがカーショウ・ワインの醍醐味となっています。

2017年 3月南アフリカ訪問 リチャード・カーショウ氏と記念撮影 リチャード・カーショウ 訪問記はこちら 2017.3.31

楽天で購入5,395円(税込み)

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